持続可能で、安心・安全な社会実現に向けた評価研究の推進

独立行政法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門

 

大野 創介 (博士研究員)

自己紹介

大野 創介 sousuke-ohno私は、栃木県という海洋とは全く縁遠い環境で育ちました。しかし、将来は海洋環境について勉強したいと思い、東海大学海洋学部、同大学院へと進学しました。学生時代は数値モデル、特に3次元流動モデルや生態系モデルを用いた、閉鎖性水域(佐鳴湖、三河湾、東京湾等)の水質悪化のメカニズムを解明することを目的とし研究を行ってきました。
2010年3月に博士課程を修了し、4月から、産業技術総合研究所、安全科学研究部門の特別研究員として入所しました。これまでに培ってきたものを基に、リスクトレードオフ解析手法の開発として、海域モデルの開発に力を注いでいきます。

現在、海洋環境のみならず自然環境の回復を進める動きとして、水質環境基準を達成する考え方(きれいな海を目指した考え方)と、生物が多く生息できる環境に修復する考え方(豊かな海を目指した考え方)の2つの側面があります。環境改善策の導入から効果の検討をするために、海洋生物にとっても、人間にとっても、最も良い環境を守る、または築くにはどうしたらよいか?を、数値モデルというツールを用いて、社会に発信して行けたらと考えています。