バイオマス利用リスク評価の研究
目 的
持続可能なバイオマス利活用に向けた評価の確立を図ることを目的としています
概 要
アジア地域で生産される大規模プランテーション型バイオマス、セルロース系バイオマスを原料とした燃料化(一部素材利用)を主な対象とし、持続可能な利用に向けて、その生産から消費段階までを考慮したリスクを、環境、健康、安全などユニットのポテンシャルを発揮して評価する枠組みを融合、発展、適用させ、具体的な提言の作成を目指した研究を推進します。
また、これらの研究の推進により、バイオマス利活用評価に関する国家的プロジェクトの有機的な展開に資する役割を果たして行きたいと思っています。
研究の内容
1. 環境影響評価
(1) 地球温暖化への影響評価:バイオマス利活用にともなうライフサイクルでの温室効果ガス排出量を評価するためのデータの蓄積、整理、手法の開発を行います。
(2) 健康への影響評価:主にバイオマス起源の輸送用燃料の利用に伴う大気環境経由の人間の健康へのリスクを評価するため、新たなツールの運用とそれに向けたデータの収集を行います。
(3) 生態系への影響評価:バイオマス生産に伴う土地の利用形態、バイオマス起源の燃料の利用に伴う排出などの生態系へのリスクを評価する階層的な枠組みを構築し,それを適用した評価を目指します。
2. 安全性評価:バイオマス起源の輸送用燃料として利用されるETBEの貯蔵時や異物混入時の発火危険性を調査します。
3. 社会影響評価:バイオマス資源の生産から燃料消費段階での社会への影響、社会化から影響について検討を行い、モデル化、評価手法、指標の開発、試験的適用を行います。

図 持続可能なバイオマス利活用の評価

油ヤシの実(マレーシア)

工場に搬入されるさとうきび(タイ)

ナンヨウアブラギリの栽培(インドネシア)















