篠原 直秀 Naohide Shinohara

自己紹介

室内環境における化学物質の挙動や曝露評価に関する研究と工業ナノ粒子のリスク評価をしています。専門分野は、化学工学や分析化学です。室内環境の研究では、室内における様々な発生源からの化学物質の放散量や換気回数を測定する手法を開発し、様々な住宅において調査を行っております。開発したいくつかの測定器は、市販まで至っております。また、実験室において、チャンバー法を用いて、化学物質の各種建材への吸脱着特性に関する解析も行っています。今後は、室内で問題が取り上げられることの多いカビに関しても、研究を進めていきたいと考えています。また、工業ナノ粒子のリスク評価は、新しく開発された工業ナノ材料であるフラーレンC60を対象として、研究を進めております。フ ラーレンC60は新しい化学物質であり、有害性情報が十分ではないため、有害性や計測の専門家らと協力し合って、有害性試験を実施しています。私自身は、ラットや細胞に投与する試験液の調製やその分析を行っております。体内動態に関しても、詳細な解析を行っております。今後、体内での挙動や形態の解析を行うことで、他の金属ナノ粒子等との毒性比較を行っていきたいと考えています。

研究概要

  1. アセトアルデヒドのリスク評価
  2. 室内空気質の汚染に関する研究

研究業績

  • N. Shinohara, A. Mizukoshi, Y. Yanagisawa, Identification of Responsible Volatile Chemicals that Induce Hypersensitive Reactions to Multiple Chemical Sensitivity Patients, Journal of Exposure Analysis and Environmental Epidemiology, 2004, 14(1): 84-91.
  • N. Shinohara, Y. Yanagisawa, A new methodology to identify carbonyl compounds responsible for inducing hypersensitivity in multiple chemical sensitivity patients – an active sampling-passive sampling method, Indoor Air, Acceped.
  • N Shinohara, M. Fujii, A. Yamasaki, K. Kumagai, N. Yamamoto, Y. Yanagisawa, Field Validation of an Active Sampling Cartridge as a Passive Sampler for Long-Term Carbonyl Monitoring, Journal of the Air & Waste Management Association, 2004, 54 (3): 419-424.

部門別戦略課題

外部予算

イベント

評価書

年報