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久保田 士郎 Shiro Kubota

自己紹介

高エネルギー物質関連施設における事故時の爆発影響評価、および被害拡大防止技術の開発により公共の安全を確保するための研究を行っています。そこで、火薬などの爆発とその周辺現象を理解する必要があります。たとえば、反応が、その物質の音速を超えて伝わる爆轟現象があります。単純に考えると、物質が外からの衝撃で圧縮されて反応が始まり、固体から気体に変わります。一瞬ですが気体であるのに固体のときよりも密度が大きい状態になります。17年前に、この現象に驚き、それ以来、高エネルギー物質に関連する研究を一貫して実施しています。現在は数値シミュレーションによる安全性評価技術の開発を行い、最新の科学技術を反映させるため、起爆、爆轟から、爆発の周辺で起こる各種高速現象の研究を進めています。公共の安全確保の観点から重要であり、かつ未解明な現象が多く、学問的にも魅力のある研究です。最近10年で教科書的な文献が海外で出版されていますが、実際の爆発現象へ自ら理論を応用しなければ理解できない内容です。実験場所が限られ、さらには、第一線で活躍された研究者が次々に退職の時期を迎えている一方、研究のニーズは拡大しています。爆発影響評価や安全な利用技術に関する成果発信・新規課題の創出と併せて、若手研究者・技術者に研究の魅力を伝え、連携することで様々なニーズに答えると同時に、常に学術的研究のレベルアップも目指します。

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