ホーム > 研究成果 > 年報 > 2013 > 家庭用品から放散される揮発性有機化合物/準揮発性有機化合物の健康リスク評価モデルの確立に関する研究(サブテーマ:非定常型曝露シミュレーション手法の開発)

家庭用品から放散される揮発性有機化合物/準揮発性有機化合物の健康リスク評価モデルの確立に関する研究(サブテーマ:非定常型曝露シミュレーション手法の開発)

研究番号:研究助成金等(厚労省科研費補助金(分担金))

非公開: 東野 晴行 

既報の一般家庭における衣料用防虫剤の使用状況に関するアンケート結果などを用いた暴露シナリオに基づき、クローゼット内における複数の衣料用収納容器・防虫剤から放散する化学物質の積算量の時間変化の推定式を作成した。

容器形状(密閉度)の異なる多種類の衣料用収納容器(プラスチック製ケース、木製チェスト、及び木製タンス)の空気漏洩率を測定し、容器形状別の代表値を設定した。衣料用収納容器、収納空間、及び居室の各空間をリンクしたマルチボックス(マルチゾーン)モデルを開発し、時間分解暴露シナリオを考慮した収納空間内の空気中化学物質濃度の推定手法を開発した。

開発した手法を用いて化学物質の室内空気中濃度及び吸入暴露濃度の推定した結果、吸入暴露量に対するクローゼット内暴露の寄与率は2.2~28.0%の範囲内であることを明らかにした。

研究担当者