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土堤の安全性向上に関する研究

研究番号:財団等共同研究費(社団法人全国火薬類保安協会 共同研究費)

中山 良男 

目標:

火薬庫の周囲に設置される土堤の防護性能を評価するために、野外での実証実験を行い、技術資料を収集する。

研究計画:1/7.9スケール(含水爆薬80kg)の地上式一級火薬庫モデルの爆発実験を全6ショット行う。土堤の高さは現行基準に統一し、モデル土堤に対して降雨量100mm/hrに近い状況を模擬し、豪雨に対する2種類の土堤表面保護工法(珪酸カルシウムパネルによる表面保護と金網による表面保護)の効果をみる実験を行い、表面保護をしない基準土堤の結果と比較、検討する。

研究進捗状況:

降雨量100mm/hr程度の散水実験の終了後においても、土堤の断面形状は保持されたままであった。爆風圧と地盤振動については、散水の有無や表面保護工法の種類によらず、基準土堤と同等の結果が得られた。また、土堤の表面保護に用いたパネルや金網の飛散状況についても、散水の有無による差異は認められず、且つ、遠方への飛散は確認されなかった。加えて、土堤の破壊状況については、土堤の表面を保護することにより、特に散水有りの場合、土堤両端部と中央部の破壊と土砂の飛散が基準土堤と同等、若しくは抑えられることがわかった。

研究担当者