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平成24年度 環境暴露モデリンググループ

 

化学物質のリスク管理において、環境中の濃度を知ることは最も重要な課題の一つと考えられる。環境中濃度は、観測を行うかモデルによる計算で求められるが、新規の物質など観測データが存在しない場合の推定や限られた観測データからの全体状況の把握、将来や過去の状況推定などでモデルの果たす役割は大きいと言える。このような背景から、当グループでは、化学物質のヒトや生態系へのリスク評価において、最も基礎となる暴露評価技術の開発を行っている。大気、室内、河川、海域等、複数の環境暴露評価モデルの開発と排出シナリオの構築を行い、これらを用いた暴露・リスク評価を他のグループと連携して実施し、その結果を化学物質管理等の政策に反映させる。平成24年度は、以下3つのプロジェクト推進を中心に研究を進めた。①リスクトレードオフ評価・管理手法の研究②室内環境における消費者製品に含まれる化学物質の管理手法の開発③地震・津波および原発事故などの低頻度大規模災害へ最適対応するための次世代リスク評価シミュレーション技術の構築また、これまで開発してきたモデルや研究成果の普及や維持管理にも努めた。

    研究テーマ