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平成24年度 爆発衝撃研究グループ

 

本グループは、固体および液体などの凝縮系の高エ ネルギー物質等の爆発現象の解明とそれらの爆発影響 を低減化するための基礎研究を行っている。高エネル ギー物質の爆発安全に関する研究では、爆発現象や起 爆機構の解明を目的に、高速時間分解計測法を開発し、 レーザー衝撃波による高圧下の状態方程式などの基礎 研究を行った。また、低毒化ガスジェット装置用推進 薬等の安全性を評価するために、衝撃起爆に対する感 度試験を実施し爆ごうする条件を確認した。爆発影響 評価の関係では、爆風の伝ぱを二次元で定量的に評価 するために、爆風波の密度変化を光学的に可視化する 手法を開発した。爆発影響の低減化に関する研究では、 水等による爆風低減の効果を明らかにするために、少 薬量でも精度良く圧力計測できる方法を開発して実験 データを収集した。さらに、実験結果を数値シミュレ ーションにより再現することを目的に、計算手法の開 発を行った。爆風のモデル生体に及ぼす影響に関する 研究(外傷性脳損傷のメカニズム解明)についてはゲ ル等の媒体の圧力伝ぱ特性を明らかにした。さらに、 行政的ニーズに対応するために、室外大規模実験に参 加し、新しい構造の火薬庫土堤の安全性評価、爆風や 爆発破片等の爆発影響を低減化する技術の開発を行っ た。このほかに、材料合成関連で制御爆破による炭素 系新材料の製造開発を実施した。